熱帯スイレン温室の一角に食虫植物のコーナーを設けています。
中に入って写真を撮ることができる大きなオブジェも人気です。
虫を捕らえて食べる不思議な植物 大集合!
ウツボカズラの仲間
葉の先端から伸びたツルの先に、いろんな形の袋をつけます。約70種が、東南アジアを中心に分布しています。
写真:ウツボカズラ・ベントリコーサ(Nepenthes ventricosa)
サラセニアの仲間
細長い筒状の葉で虫を捕らえます。北アメリカに分布します。野生種は8種で、雑種や交配種が多数あります。
5~6月頃、変わった花を咲かせます。
写真:アミメヘイシソウの花
(Sarracenia leucophylla)
ハエトリグサ(ハエジゴク)
二枚貝のような葉で、虫を挟んで捕まえます。北アメリカの一部地域のみに自生します。初夏に白いきれいな花を咲かせます。
写真:ハエトリグサ
(Dionaea muscipula)
モウセンゴケの仲間
葉の表面に生えた腺毛の先から粘液を出します。約100種が世界中に広く分布します。
写真:アフリカナガバモウセンゴケ(Drosera capensis)
ムシトリスミレの仲間
葉の表面から粘液を出して虫を捕らえます。北半球を中心に、約50種が分布しています。スミレに似た美しい花を咲かせます。
写真:ムシトリスミレ・モクテズマエの花
(Pinguicula moctezumae)
フクロユキノシタ(セファロータス)
オーストラリアの一部地域のみに自生。
2~3cmの袋をつける。
ミミカキグサの仲間
地下にある茎についた袋状のもの(葉が変化したもの)にミジンコなどの小さな動物を吸い込みます。
ドロソフィルム
地中海沿岸に分布。
イトバモウセンゴケによく似ている。
ヘリアンフォラ
南アメリカのギアナ高地のみに自生。