メニュー

ホーム > 当園について > 紀要 > 紀要2000 コンニャク栽培品種の染色体観察

紀要2000 コンニャク栽培品種の染色体観察

石田源次郎(広島市植物公園)
赤木勇一(広島県油木町)

コンニャク栽培品種の染色体観察

1.コンニャクの7品種(在来種、支那種、備中種、八女在来種、島根在来種、はるなくろ、あかぎおおだま)について、染色体数2n=26を算定し、詳細な核型を明かにした。
2.7品種間相互及びこれらとA. konjacとの間で核型に差異は見られず、体細胞分裂中期における2n=26の染色体は、中部動原体型染色体18個、次中部動原体型染色体2個、次端部動原体型染色体4個、そして短腕に付随体を備えた次中部動原体型の小型の染色体2個から形成されていた。
3.我が国で栽培されているうち7品種は核型分析からA. konjac以外の種との交雑品種ではないことが確かめられた。

トップに戻る