花の美しい熱帯性スイレンや、世界最大の葉を持つオオオニバスを見ることができます。
約150品種600株を展示しています。
スイレンとオオオニバス
オオオニバス
熱帯スイレン温室の一番の目玉は、やはりこれでしょう。
夏には、巨大な葉を、大きな池一面に浮かべています。
毎年8月に開催するオオオニバス試乗体験会には、多くの子供たちが参加し、大人気です。
熱帯性スイレン
オオオニバスと並んで人気の高いのが熱帯性スイレンです。
多彩な花色と、水面から立ちあがって咲く姿が特徴です。
写真のような青色の花の他、淡いピンク等明るい色合いのものが多く、華やかです。
約30品種、60株を展示しています。
写真は熱帯性スイレンの園芸品種 ‘エドワード ディ ユーバー’< Edward D. Uber > です。
その他スイレン温室で見ることのできる植物たち
食虫植物
ウツボカズラやモウセンゴケ、サラセニアなどがすぐ近くで観察できます。
ハエトリグサの模型と一緒に記念撮影するコーナーもあります。
サルオガセモドキ（スパニッシュ・モス）
アナナス科植物の一つです。
一見糸クズのようにも見えますが、立派な植物です。
グランマトフィルム（ラン科）
別名タイガー・オーキッドとも呼ばれる世界最大の着生ランです。
シンビディウムに近縁のランとされています。ひとつの花の大きさは７ｃｍ程度で、黄色地に黒っぽい斑点が多くあるのが、別名タイガー・オーキッドの名の由来です。当園では過去に１度だけ（平成１７年の秋）開花したことがあります。
斑入り熱帯植物
デュランタ、ポインセチア、ピレア、ドラセナ、ディフェンバキア、スパシフィラム、ヨウシュコバンノキ、パキラ…などなど、様々な斑入り熱帯植物がいっぱいです。
スイレン温室の魚
プラティー
水温２5℃程度に保たれた池の中で泳ぐのは「プラティー」という熱帯魚です。卵胎生メダカの仲間で、池に発生するボウフラを駆除するために飼っています。