概 要
広島市植物公園の大温室で、昨年よりも早くヒスイカズラの開花が始まりました。勾玉のような形をした鮮やかな翡翠色の花で、別名「女王の首飾り」とも言われており、今年は例年よりも多い、100房以上の開花を見込んでいます。(3月25日現在100房以上を確認しています) 観賞路上に次々と咲き続け、4月中旬までは花を楽しむことができそうです。
ヒスイカズラ(Strongylodon macrobotrys)マメ科ヒスイカズラ属 フィリピンのルソン島、ミンドロ島などの限られた地域の熱帯ジャングルのみに自生するつる植物。つるの長さは20m以上に達する。英名はJade Vine(ジェードバイン)で、ジェードは翡翠(ひすい)を、バインはつる植物を意味する。自生地の開発により、個体数の減少が心配されている。
