
当園の植物をテーマに、今坂 庸二朗 氏(広島市出身、アメリカニューヨーク在住 風景写真作家)が、独自の手法で撮影した写真を展示します。
開催日時
11月8日(土)~12月14日(日)
会場
展示資料館1階展示室
協力
今坂 庸二朗 氏
今坂氏からのメッセージ
植物園や温室の歴史は16世紀にまで遡ります。
当初は薬用植物の研究を目的として設立されましたが、その後ヨーロッパでは国家や貴族の富の象徴となりました。
現代においては、植物の研究や保存に加え、訪れる人々が異なる地域の自然環境を体験し、多様性を学ぶ場として重要な役割を果たしています。
言い換えれば、植物園や温室は常に時代を映す鏡として、その姿や形を変えながら私たちの社会に存在してきたのです。そうした意味で、これらの場所は私たちと自然との関係性の歴史を象徴する存在とも言えるでしょう。
同時に、植物園や温室は私たちに地球環境の未来についてのメッセージを伝えてくれる存在でもあると信じています。
その美しさや珍しさに隠れがちなメッセージを、写真作品として可視化することで、その重要性を改めて人々に伝えたいと考えています
関連イベント
今坂庸二朗ギャラリートーク
今坂氏自身が展示作品やプロジェクトの趣旨を熱く語ります。
- 日時 11月8日(土)11:00~
 - 会場 展示資料館1回展示室
 - 話者 今坂 庸二朗 氏