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ゼラニウム展(2025年2月28日)

概 要

 ゼラニウムはアフリカ南部原産で、古くから親しまれてきた園芸植物です。本園では、国内最大となる、約550品種のコレクションを保有しており、そのうち最大で約400品種を公開します。

 八重咲きや、星形といった多様な花姿に加えて、葉の()や模様もあわせて観賞することができます。さらに、レモンやミントのような香りを持つニオイゼラニウムの展示も行います。

 特に、公益社団法人日本植物園協会の「ナショナルコレクション」に認定された「変わり葉ゼラニウム」のほか非常に珍しい野生種など、ここでしか見ることのできない貴重なゼラニウムのコレクションは必見です。

開催場所:広島市植物公園 展示温室

開催期間:令和7年3月8日(土)~4月13日(日)

出展数:約300鉢(会期当初)

約400鉢(3月末) 

※3月末からは花が豪華なぺラルゴニウム系を追加展示します。

ナショナルコレクション認定制度

 公益社団法人日本植物園協会が認定するもので、野生種、栽培種に関わらず、日本で栽培されている文化財、遺伝資源として貴重な植物で後世に伝えていく必要のあるものが選ばれています。

ゼラニウムの仲間の分類について

 一般に「ゼラニウム」という名で親しまれている植物は、フウロソウ科ペラルゴニウム属の園芸グループのひとつです。古くはゲラニウム属(フウロソウ属)に分類されていたため、その名残りで現在もなおゼラニウムの名で呼ばれています。

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