概要
広島で採取された被爆樹木2世の種子は、多くの人々の支えにより世界各地へ運ばれ、その地で根付き、人々に平和の大切さや、生命の力強さを伝えています。 その中でもノルウェーでは、被爆樹木に感銘を受けたアーティストグループ(Jumoku)が、2024年6月にスタバンゲル市で被爆樹木を題材にアート展を初めて開催し、本年の8月にもオスロ市でアート展を開催しました。被爆樹木を通じてノルウェーで生まれた芸術作品が広島への帰郷を果たします。
タイトル:アート展 Hibakujumoku – the trees in a community – Kikyo帰郷
開催期間:令和7年11月8日(土)~11月30日(日)
開催場所:広島市植物公園 園内
共 催:Jumoku(ノルウェーのアーティストグループ)
後 援:広島市、オスロ市、スタバンゲル市、FrittOrd財団、Bergesen財団
Green Legacy Hiroshima(GLH)のパートナーであり企画キュレーターである中英公子氏の呼びかけにより写真家(アシュリー友実子)、サウンドアーティスト(ジョン・デレク・ビショップ)、ビジュアルアーティスト(ヘレーネ・エスペダール=セルヴォーグ)との国際的なコラボレーションとして企画されました。音楽、写真、映像、タペストリー、絵画など多様な表現を通して、被爆樹木の静かな物語に耳を傾ける場を創出します。
※Green Legacy Hiroshima(GLH):被爆樹木の種子を海外に配布することにより、世界中で平和を願う心を広めようとする活動を行っている。当園は被爆樹木の種子の保存と、海外発送に協力している。
関連イベント
オープニングイベント
日時:令和7年11月8日(土) 13:30~14:00
場所:イベント広場(雨天時は展示資料館2階講堂)
【内容】
(1)開会挨拶
(2)プロジェクト紹介、ノルウェーでの展開の様子
(3)被爆樹木の種子を受け取ったGLHノルウェーのパートナー挨拶
(4)アート展の作品紹介 等
絵本の読み聞かせ
日時:11月16日(日)10:30~、11:30~
場所:アート展 展示場(予定)
定員:各回先着10組程度
協力:本の読み聞かせボランティアグループ「ぐるんぱ」
内容:「パンフルートになった木」「I CAN 希望の花の物語」

