
松竹梅(しょうちくばい)の意味は、3段階のグレードを表し、中国の宋の時代(960-1279)に使われた「歳寒三友(さいかんさんゆう)」という画題が、平安時代に日本に入ってきたことに由来します。諸説ありますが、松は1年中緑をつけ、竹は真っすぐに伸び、梅は寒いなか花を咲かせるということで、松竹梅は縁起のよい植物の集まりを意味します。
ウメはバラ科サクラ属の落葉小高木で中国原産です。展示資料館裏のウメは、白、桃、紅と色とりどりに約50品種あり、写真の紅冬至(こうとうじ)が先陣を切って咲きます。
2023/1/19(園内位置:ウメ園[展示資料館裏])