赤、ピンク、白の他、グリーン、紫などの一見、花と思われる仏炎苞（ぶつえんほう）と葉で構成されるアンスリウムは、熱帯植物の代表的な花です。花は仏炎苞から飛び出した肉穂花序（にくすいかじょ）と呼ばれるものに密集して咲きます。
熱帯アメリカ原産でサトイモ科。根は地下部に下ろさず、大きな樹木の上で育つ直生植物です。６００種以上の品種があると言われます。一般的には仏炎苞が大きめのタイプは丈も高く、小さめのタイプは丈も低く、仏炎苞が多めにつく傾向があると言われます。
2024/11/11(展示場所:大温室)