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園長のおすすめ(ハナズオウ)

 中国原産のマメ科の落葉樹(高さ5m程)で、江戸時代に日本に渡来したようです。原産地では15mにも達するとか。枝は余り横には広がらず、真っ直ぐ伸びて箒(ほうき)状の樹形になります。

 4月に枝に直接、多数の花芽を付け、赤色から紅紫色(白花品種もある)の花を咲かせます。開花後は数cmの豆果を付けて、秋に褐色に熟し、中には光沢のある濃褐色の種子が数粒入ります。種子のほか、挿し木で増やすこともできます。

 葉は数cmの円形からハート形で、秋になると葉の色が緑色から黄色、褐色へと変化して、落葉します。

春に咲く赤系の花とハート形の葉が好まれて庭木や公園によく植栽されています。

2024/04/9(園内位置:花の進化園、休憩展望塔付近の斜面)

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