本園で初めて!!ソーセージノキが結実

広島市植物公園の大温室で、現在、ソーセージノキの実が大きくなっています。

ソーセージノキは高さ10数メートルになる熱帯アフリカ原産のノウゼンカズラ科の植物です。
名前の由来はその名のとおり、果実がソーセージに似ているところから。
実は成長すると長さ40〜50cmにもなります。
おいしそうな名前ですが、種子がまれに食用に供されることはあるものの、その実は食用には適していません

花は濃紅紫色で径約10cm、夜開性で翌朝には落花します。
花には独特の臭いがあり、現地ではこの臭いでコウモリを誘い、受粉しています。

本園のソーセージノキは8年前に今の場所に植栽し、現在、約6メートルの高さに成長しています。
3年前に初めて開花した時は、残念ながら結実までには至りませんでした。
今回は、7月3日から開花が始まり、7月中旬まで順次開花が続きました。
全部で約70輪咲き、そのうち3つが結実しており、一番大きい実で約25cmまで成長しています。

ぶら下がっているソーセージを是非ご覧ください。

ソーセージの実


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