季節の園芸作業
8月・9月の作業
今回は、コリウスの楽しみ方と手入れを紹介します。
コリウスはシソ科の多年草で、赤や黄色の葉が印象的な観葉草花です。初夏から晩秋まで観賞でき、木陰などの日当たりのよくない場所でも育つため、花壇はもちろんコンテナでもいろいろな楽しみ方ができます。
楽しみ方
葉ものは脇役と考えがちですが、花に負けない華やかな葉色と個性的な葉型に注目して、主役として使うのもおもしろいでしょう。
また、赤や黄色の葉は木々の紅葉を連想させ秋らしさを演出してくれます。
丸葉
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キク葉
![](images/kontena3-02-1.JPG)
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コリウスを使ったハンギングバスケット
![](images/kontena3-03.JPG)
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手入れのしかた
水やり
乾燥させると葉色が悪くなります。乾き具合を見て、乾燥してきたらたっぷり与えます。
肥料
下葉の色が悪くなるなど肥料切れが見られたら、チッソ・リン酸・カリ等がバランス良く配合された肥料を与えます。液肥を併用すると良いでしょう。
摘心と花穂摘み
草丈が15pぐらいになったら摘心します。摘心すると側枝が生長し、こんもりとした草姿のよい株になります。
また、花穂を摘み取ると美しい葉を長く楽しむことができます。
花穂摘み
早めに摘み取る。
![](images/kontena3-05.JPG)
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摘心
3、4節残して、節の1cm上で切る。
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![](images/kontena3-06.JPG)
秋色の寄せ植え
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