オールドローズ

ガリカ、ダマスク、ケンティフォーリア、ティーなどのオールドローズ約160種
日本有数のコレクション

※ 2015年からは、オールドローズの多くは従来のバラ園の東側に拡張したエリアに植栽しました。

ロサ・ガリカ・ヴェルシコロール(G)

ローズと白のストライプ花。花色以外は
ロサ・ガリカ・オフィキナリスと全く同じ。
バラの画家ルドゥーテもこのバラを描いた。
一季咲き。
カザンリク(D)

ブルガリアで香料用に栽培されているバラ。
正式にはトリギンティペタラという。
濃厚なダマスクの香り。
一季咲き。
ベルアムール(A)

アルバ系は白花が多いが、この品種は明るい
ピンク。
椿を思わせるセミ・ダブルの丸弁咲き。
一季咲き。
シャポー・ド・ナポレオン(C)

三角形のつぼみの形をナポレオンの帽子
に見立てた。ダマスク香が強く香る。
一季咲き。
エルモサ(Ch)

エルモサはスペイン語で美しいの意味。
春から秋遅くまで繰り返し咲く四季咲き。
レディ・ヒリントン(T)

典型的なティーの香り。
アプリコットのやさしい色合いの
花がうつむいて咲く。
返り咲き。
バリエガータ・ディ・ボロニア(B)

イタリア生まれの絞り咲きの人気花。
ダマスク系の強い香りがある。
生育は旺盛で、つるバラとしても
扱うことが出来る。
一季咲き。
ブラッシュ・ノワゼット(N)

花の一つ一つは小さいが、10輪ほどの
房咲きで、春から秋遅くまで咲き続ける。
バロン・ジロ・ドゥ・ラン(HP)

濃赤の花弁の縁に白い色が乗る覆輪。
強いダマスク香がある。
返り咲き。
主なオールドローズの系統

ガリカ(G)
   ヨーロッパに古くからあった系統で、薬用・香料用。

ダマスク(D)
   中東からヨーロッパにもたらされたバラ。ブルガリアで香料用に生産されている。

アルバ(A)
   ヨーロッパの寒冷地に適応した系統。白〜淡ピンク系の花色が多く。灰白色の葉。

ケンティフォーリア(C)
   ヨーロッパで生まれた交配バラ。キャベツの葉のように花弁が多く、丸弁のカップ咲き。

チャイナ(Ch)
   中国原産のコウシンバラ・ロサ・ギガンテアに起源を持つバラ。四季咲き性・剣弁。

ティー(T)
   中国原産のロサ・ギガンテアに由来するティーの香りを持つ系統。

ブルボン(B)
   インド洋ブルボン島(レユニオン島)由来の欧州・東洋系混血バラ。返り咲きしやすい。

ノワゼット(N)
   アメリカで育成された欧州・東洋系混血バラ。返り咲きしやすい。

ハイブリッド・パーペチュアル(HP)
   大輪・返り咲きで、ハイブリッド・ティー系が出現する前の代表的系統。

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