モダンローズ

完全四季咲き性のハイブリッド・ティ（HT）や、多花性のフロリバンダ（F）など、現代のバラ園の主役となるバラです
	ラ・フランス（HT） 1867年発表。ハイブリッド・ティー（HT）の第１号品種で、歴史的価値が高い。。淡いピンク色で、剣弁の花弁が幾重にも重なる抱え咲き。うなだれて咲く。四季咲き。

	パパ・メイアン（HT） 1963年作出。ベルベットのような黒赤色の剣弁高芯咲き。正統派の黒バラ。株姿は力強く、威風堂々。ダマスク・モダンの強い香りも魅力。 1988年に世界バラ会連合が「殿堂入り」に選出した。

	シャルル・ドゥ・ゴール（HT） 1974年発表。濃ラベンダー色の半剣弁高芯咲きで、強いブルーの香り。名はフランスの大統領に由来。四季咲き。

	マリア・カラス（HT） 1965年発表。20世紀最高のソプラノ歌手ともいわれるマリア・カラスにささげられた品種。濃ローズ色の半剣弁高芯咲きで、存在感抜群。四季咲き。

	ゴールデン・セプター（HT） 1950年発表。濃黄色の剣弁花。四季咲き。

	クイーン・エリザベス（HT） 1954年発表。桃色の丸弁の房咲き。かすかにティー系の香り。名はエリザベス女王にちなむ。バラの殿堂入り。四季咲き。

	アイスバーグ（F） 1958年発表。半八重の純白花。多花性でよく咲く有名花。四季咲き。

主なモダンローズの系統ハイブリッド・ティー（HT）　　　完全四季咲き性で大輪花。ティーの香りがある。モダンローズの代表的な系統。フロリバンダ（F）　　　完全四季咲き性で房咲き中輪花。多花性で現代のバラ園には欠かせない系統。

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