広島にゆかりのあるバラ

広島に寄贈されたバラ、広島の名のつくバラ、広島で生まれたバラなどを
紹介します
レッド・ラジアンス(HT)

1916年発表。深いカップ咲き。
濃ピンク色で強いダマスク香がある。
四季咲き。
長崎で自らも被爆し、原爆被爆者の
救護に当たった故永井隆博士の邸宅に
あったバラを、1949年に広島市青年
連合会が長崎青年団体から寄贈を受け、
旧広島市役所本庁舎敷地内に植樹した。
ヒロシマズ・チルドレン(F)

1985年発表。明るい黄色にピンクの覆輪。
半剣弁高芯咲き。四季咲き。
広島市の名誉市民であり平和運動家の
故原田東岷氏の呼びかけに賛同した、
世界的に著名なバラ育種家、J・ハークネスが
自分の自信作に命名したもの。
世界の恒久平和を広島の子どもたちに託すと
いうメッセージが込められている。
ヒロシマ・アピール(HT)

1985年発表。
1981年にローマ法王ヨハネ・パウロ二世が広島で発表した平和アピールをイメージした、広島生まれのバラ。田頭数蔵氏作出。
ピース(HT)

1939年にフランスで作出されたが、
苗木は戦火を逃れアメリカに渡った。
第二次世界大戦終結直後に、平和への
願いをこめて名づけられた。
クリームイエローの超巨大輪。
バラの殿堂入り。
四季咲き。
当園の株は、1970年2月にイギリスから
広島市に寄贈されたもの。
広島平和記念公園(HT)

日本バラ会中国支部と広島バラ会が、
ドイツ中西部のエルトビレ市に、
原田東岷氏(広島市名誉市民)を団長と
して何度か訪れた。
同市にヒロシマの名のつくバラを寄贈し、
1998年6月に、同市マインツ城バラ園に
記念植樹された。
その返礼として、1999年1月に
「Friedenpark Hiroshima
(ヒロシマヘイワキネンコウエン)」
と名付けたバラが広島市に寄贈された。
ヘレン・トロウベル(HT)

1951年発表。
花色がオレンジからピンクの間で変化する。
四季咲き。
1952年に日本を訪れたアメリカのオペラ歌手
ヘレン・トロウベルが、公演会の行われた
都市へ、両国の親善と平和の願いを込めて、
自分の名前が付けられたバラを記念植樹した。
広島では、当時の浜井市長とともに、相生橋の
ほとりに植樹したとされている。

戻る