トップページ
English page
リンク集
javascriptが無効になっています
原種
北半球に自生するハマナシやモッコウバラ、コウシンバラなど約100種の原種交雑種を植栽
R.バンクシアエ・ルテア
キモッコウバラと呼ばれ、なじみのバラ。花径2〜3cmで弁数は100枚近い。トゲがなく、枝はしなやかに下垂し趣がある。
中国原産で享保年間に入ったと言われる。開花期は特に早く、4月下旬。
八重咲きのものは一般に多く見かけるが、こちらはめずらしい一重咲き。
R.ルゴサ
ハマナシ(ハマナス)と呼ばれ、太平洋側は茨城以北、日本海側は鳥取以北の海岸に
自生する。強い芳香があり、秋に成る赤い扁球形の実は食用になる。
R.キネンシス スポンタネア
中国四川省原産。花色は開花が進むにつれ白〜赤に変化する。
1910年の発見以後、1983年に日本人によって再発見されるまで、「幻のバラ」とされていた。今でも世界的に大変珍しい貴重なバラ。
栽培バラに四季咲き性をもたらしたコウシンバラの野生種とされているが、その四季咲き性は栽培過程で獲得された性質で、野生では一季咲きである。開花期は早く、5月上旬頃。
R. カニナ
ヨーロッパでは最も普通に見られる野生バラ。ドッグローズと呼ばれている。赤い実はローズヒップとして利用される。ヨーロッパのオールドローズの成立に関わった原種の一つ。一季咲き。
R. エグランテリア(スイートブライヤー)
ヨーロッパ原産。葉をもむと青りんごのような香りがする。葉をハーブティーにするほか、オレンジ色の実はローズヒップとして利用できる。一季咲き。
R. ギガンテア
中国原産。野生種の中では最も花が大きく10cmを超えることもある。株も大型。この花に含まれるジメトキシメチルベンゼンという芳香物質により、ティーの香りがする。ティー系(T)やハイブリッド・ティー系(HT)など、ティーの香りのする栽培バラの重要な祖先種である。
戻る