広島市植物公園で育種されたベゴニア

以下の3品種は広島市植物公園が独自に育種したもので、公立の植物園による品種登録は日本で初めてでした。
これらは現在ベゴニア温室にて展示しています。

緑霞(ミドリガスミ)

矢竹型木立性ベゴニアでは世界初の黄花品種。

(矢竹型木立性ベゴニアの黄花品種は今日までひとつもなく、世界中のブリーダーのあこがれだったんだ。広島市植物公園では約20年にわたって黄花ベゴニア誕生に力を注ぎ、このたびようやく成功したんだ。だから世界に誇るベゴニアなんだよ。)

光沢のある葉と黄色の花の調和がよく、自然にこんもりとした形に仕上がるので、鉢物として最適。
紅彩(コウサイ)

緑霞によく似た草姿でピンク色の花が咲きます。
ピンク色で小輪の花が下の方から咲き、ほとんど全ての枝に花が着くので、写真のように、株全体が花に覆われ、シャンデリアのように美しいです。
分枝性がよく、自然にこんもりとした形に仕上がるので、鉢物としてバランスがよいです。
雷鳥(ライチョウ)

手のひらサイズの超小型ベゴニア。草丈約15cmで、これ以上大きくなりません。(こんな小さな矢竹型木立性ベゴニアはとっても珍しいんだよ。)
そのうえ、こんな小柄な姿からは想像もできないような大きな赤い花を咲かせます。
それに、葉には銀斑点が入って、花が咲いていなくても観葉植物としても利用することができます


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