過去の園長のおすすめ

クリスマスローズ(2017年2月18日) 


クリスマスローズ
Helleborus L.
 ベゴニア温室南の花壇で咲き競うようにつぼみを上げているクリスマスローズ。名前のとおり早咲きのニゲル種の血を引く交雑株から咲き始めましたが、“春一番”の便りが各地から届く昨今では、春に咲くオリエンタル種の交雑種も次々と花首を立ち上げています。
 “花”と言ってもこのクリスマスローズ(ヘレボルス)やセツブンソウ、アネモネ、ラナンキュラスなどのキンポウゲ科植物を華やかに彩るのはガク片。退化した花びらは雄しべとガク片の境界に観察することができます。
 クリスマスローズの仲間もこれから5月までが生育本番。古葉を掻き分けるように株の中心から新葉とつぼみを立ち上げ、生命力を感じます。
(園内位置:ベゴニア温室南側花壇ほか)

シナマンサク(2017年2月1日) 

シナマンサク
Hamamellis mollis D. Oliver
 震える寒さがまだまだ続いていると思っていましたが、「春近し!」とばかりにシナマンサクが咲いています。マンサクは「まず咲く」が訛ったと言われますが、本種は中国原産。日本の野山で見るマンサクに比べ開花が早く、一花も大きいことから、よく植栽されます。日本のマンサクと異なり、前年の枯葉を着けたまま咲いています。
(園内位置:芝生広場奥早春の花木植栽区)

カルーナ・ブルガリス‘ボスコープ’(2017年1月14日) 

カルーナ・ブルガリス‘ボスコープ’
Calluna vulgaris (L.)Hull cv.
 一段と寒さが強まり、屋外も冬枯れで色彩が乏しいこの時期、茎葉が鮮赤色に染まり、ロックガーデンを華やかに演出し、ひときわ目を引く存在です。ツツジ科の常緑低木で、イギリスの荒野‘ヒース’を構成する植物として知られ、冷涼でやせた酸性土壌に生育しています。カルーナ属はvulgaris種ただ一種ですが、花色に加え、茎葉の紅葉色の変化に富む様々な品種があります。
     (園内位置:ロックガーデン)

ウメ‘冬至’(2016年12月27日) 

ウメ‘冬至’
Prunus mume Sieb. et Zucc. cv.‘Toji’
 まだ冬枯れの日本庭園ではウメの極早生品種‘冬至’が咲き始めました。ここ2〜3年、天候不順の影響か、開花が暦と合わない年がありましたが、今年は暦どおり12/21冬至を過ぎた頃から咲き始めました。
 咲いているのはまだホンの数輪ですが、これから長期間咲き続け、春の香りを漂わせます。    
     (園内位置:日本庭園)

ヒイラキナンテン
      ‘チャリティー’(2016年12月15日) 

ヒイラギナンテン‘チャリティー’
Mahonia ×media ‘Charity’
 ヒイラキナンテンは中国・台湾原産のメギ科常緑低木。日陰にも耐えることから、都市部の緑化素材として思いの外、あちこちで植栽されています。通常は早春花穂を下垂させますが、本種は茎の先端にこの時期漁火が燃え上がるが如く25cm前後の花穂を1茎に15本近く立ち上げ、冬枯れの中、目を引きます。    
     (園内位置:香りの小径)

ヒイラキナンテン
      ‘チャリティー’(2016年12月7日) 

ヒイラギナンテン‘チャリティー’
Mahonia ×media ‘Charity’
 ヒイラキナンテンは中国・台湾原産のメギ科常緑低木。日陰にも耐えることから、都市部の緑化素材として思いの外、あちこちで植栽されています。通常は早春花穂を下垂させますが、本種は茎の先端にこの時期漁火が燃え上がるが如く25cm前後の花穂を1茎に15本近く立ち上げ、冬枯れの中目立ちます。未だ蕾ですが、黄色く色付いてきました。    (園内位置:香りの小径)

ベニマンサク(2016年11月17日) 

ベニマンサク(マルバノキ)
Disanthus cercidifolius Maxim.
 本州(中部〜近畿地方、広島県)、四国(高知県)の山地の谷間に生えるマンサク科の落葉低木。おおの自然観察の森に自生する株は県の天然記念物に指定されています。
 この頃の冷え込みで一気に紅葉してきました。それに合わせるように咲く花の姿はなんともユニーク!独特のドクダミ臭を周囲に漂わせます。是非ご一嗅を。
   (園内位置:芝生広場奥の斜面)

ツワブキ(2016年11月1日) 

ツワブキ
Farfugium japonicum (L.) Kitamura
 本州(石川、福島県以南)、琉球、台湾、中国、朝鮮半島にかけての海岸近くに自生するキク科の常緑多年草。強い耐陰性を持つことから、庭の日陰部を彩る花材として重宝されます。また、葉は単なる緑色ではなく、黄色のドットや白色覆輪などの斑が入る様々な品種があります。
 当園内に植栽している株は葉が緑色の普通に見かけるノーマルタイプですが、ちょうどこの時期、日陰に咲く鮮やかな黄色花は、より一層存在感があり、日陰を賑やかに演出しています。(園内位置:ベゴニア温室南側(屋外))

十月桜(2016年10月17日) 

十月桜
Prunus ×subhirtella cv. Autumnalis.
 サクラが真っ盛り!と言うと、やはり天候がおかしいためか?と思われるかもしれません。しかし本種は10月に咲く十月桜。当園ではイベント広間に新たに植栽した6m前後の若株が9月下旬から咲いております。秋に咲き始め冬の間中ポツリポツリと咲き続けます。近くに植栽している三波川冬桜、子福桜と共に、秋のサクラをご堪能ください。
    (園内位置:イベント広場周辺)

ゴンズイ(2016年9月22日) 

ゴンズイ
Euscaphis japonica
(Thunb. ex Murray) Kanitz.
 関東以西の本州、四国、九州で山野でよく目にするミツバウツギ科の落葉高木。初夏、枝先に円錐花序の黄緑色の花を咲かせます。果実は長さ1cm前後、厚く赤みを帯びています。ちょうどこの時期、熟して裂け、内側の黒い光沢のある種子を露出し、よく目立ちます。
    (園内位置:森のレストラン周りほか)

古城(コジョウ)(2016年9月7日) 


 
古城(コジョウ)
Patrinia scabiosaefolia Fisch.
 南アフリカ原産、ゴマ科の多肉植物。直径5〜6cmで壺状の塊茎をもち(下写真)、初夏になると頂部から枝を伸ばし、明るい紫紅色の花を咲かせる(上写真)。冬期には茎葉は枯れ、休眠する。
   (園内位置:サボテン温室)

オミナエシ(2016年8月27日) 

オミナエシ
Patrinia scabiosaefolia Fisch.
 秋の七草の一つとして、すっかりおなじみではないでしょうか?非常に長期間開花し、当園では7月20日には咲いており、今現在も園内のあちこちでご覧いただけ、遠方からでも認識できるくらい黄色い霞がかかるが如く群れ咲きます。
 その花は昆虫たちにも非常に魅力的なようで、コガネムシやハチ、チョウと訪問者が絶えません。
   (園内位置:花の進化園ほか)

センニンソウ(2016年8月15日) 

センニンソウ
Clematis terniflora
DC.
 蒸し暑さが続く晩夏〜初秋にかけて、明るい山野の境界や道路端に涼やかな白色の霞がかかるが如く群れ咲く姿をよく目にします。日本全土に分布し、5月に展示会を開催したクレマチスと同じ仲間。キンポウゲ科。
 白い花弁に見えるのは4枚のガク片。花後にヒゲ様に伸びる果実に着く花柱を仙人のヒゲや白髪に例えて名付けられました。
 茎や葉は有毒で皮膚にかぶれを起こしますが、根部は利尿・鎮痛など漢方として利用されています。
   (園内位置:うらら池北側園路ほか)

ヒゴタイ(2016年8月1日) 

ヒゴタイ
Echinops setifer Iljin.
 本州(愛知県、岡山県)、四国、九州、朝鮮半島のごく限られた場所に隔離的に分布することから、日本がまだ大陸と陸続きだった頃の名残の植物と考えられています。高さ1mを越す大型のキク科多年草。花形も特徴的で、宇宙を感じませんか?
 かつて備後地方の草地では普通に見られ、盆花として重宝していましたが、下刈りの人手不足や開発等で草地が減少し、絶滅危惧植物となっています。
   (園内位置:うらら池畔草地植栽区)

ミナヅキ(2016年7月25日) 

ミナヅキ
Hydrangea paniculata 
          
f. grandiflora Sieb..
 北海道、本州、四国、九州の山地に生える落葉低木、ノリウツギの品種。7〜8月、茎の先端に円錐花序を付けます。ノリウツギは少数の装飾花、多数の両性花を付けます。他方、ミナヅキは総て装飾花から構成されています。
     (園内位置:日本庭園)

西洋ニンジンボク(2016年7月13日) 

西洋ニンジンボク
Vitex agunus-castus L.
 南ヨーロッパ・西アジア原産の落葉低木。和名は、葉が朝鮮人参に似ていることと原産地から名付けられました。
 枝先に伸びる穂状花序に咲く花はかすかに匂い、通常良く見られる青紫色花の近くには白花品種も植栽しています。
     (園内位置:香りの小径)

サクララン(2016年6月27日) 

サクララン
Hoya carnosa
 熱帯・亜熱帯に属する日本(九州南部)・中国南部・オーストラリアのアジア東南部に分布するガガイモ科ホヤ属の一種。つる性の多年草で、茎から気根を出し、岩や樹に着生しながら長く伸張します。葉の脇から花柄を伸ばし、その先に?質で白色の花を多く着け、手毬状に咲かせます。花には芳香もあり、一度伸びた花柄は伸張しながら何度も花を着けることができます。
 和名は花型が桜の花に似、ラン科植物のような肉厚な葉を持つことに由来します。
     (園内位置:熱帯スイレン温室)

ミダレユキ(2016年6月21日) 

ミダレユキ
  リュウゼツラン科アガベ属の一種で、生長が遅く開花まで時間を要します。当園が開園して、本種は1986年・1995年の過去2回別の株ですが咲いています。蕾は緑色ですが開花すると栗色の穂状花序となります。6/11の時点では1m超の高さで咲き始め、今現在は2m超の見上げる高さまで咲き進みました。ロゼット型の葉の縁に白い糸状の繊維をつけ、本属中で最も美しい、と言われます。
  (園内位置:サボテン温室入口(屋外))

クマノミズキ(2016年6月15日) 

クマノミズキ
  ミズキの仲間の花のバトンは4月のハナミズキに始まり→ヤマボウシ→ミズキとわたり、暑さが増す初夏に本種が受け取り、現在ベゴニア温室北側に植栽している大木が満開を迎えています。
 下側から見上げてもそれと気付きませんが、上段の大テント側からご覧いただくと、散房状花序を間近に観察することができます。
  (園内位置:ベゴニア温室北側)

カシワバアジサイ‘ハーモニー’(2016年5月31日) 

カシワバアジサイ‘ハーモニー’
 今回のおすすめは北アメリカ東南部に自生するカシワバアジサイの園芸品種‘ハーモニー’です。
 和名そのままに柏の葉型の葉を持ち、他に一重咲き品種‘スノークィーン’、八重咲き品種‘スノーフレーク’が導入され、近くに植栽されています。本品種は他の2品種と異なり、節間の詰まった小輪花を多数つけます。つぼみは緑色を呈し、開花した装飾花の白色とのコントラストを楽しむことができます。
  (園内位置:うらら池沿いのアジサイ園)

コアジサイ(2016年5月24日) 

コアジサイ
 関東から西の本州、四国の山地に生えるユキノシタ科の落葉低木。同じ仲間のガクアジサイやヤマアジサイ、先にご紹介したコガクウツギのように大きく発達する装飾花は持ちません。初夏に他の仲間に先駆けて、枝先に平坦な散房花序をつけ、無数の淡青色の小花を咲かせます。
  (園内位置:うらら池沿いのアジサイ園)

コガクウツギ(2016年5月2日) 

コガクウツギ
 日本固有の高さ1.5m前後になる落葉低木で、アジサイ属の一種。その花序は、中心にある両性花とよく目立つ大きな装飾花から構成されます。
 日中時折暑い時期を迎え、日陰に咲く純白の花は一刻の涼しさを感じます。
     (園内位置:うらら池周辺)

ウンカリナ・グランディディエリ(2016年4月24日) 

ウンカリナ・グランディディエリ
 マダガスカルに自生する落葉性の中低木で、しばしば幹の基部が肥大します。春に柔らかい葉を出し、直径5cmほどの花を咲かせます。
 現地の人が、この葉を水に浸した液をシャンプーとして利用するので、「シャンプーの木」と呼ばれます。(園内位置:サボテン温室)

ヒメヤブテマリ(2016年4月19日) 

ヒメヤブテマリ
 スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木または小高木。香りの小径の藤棚近くの株が、枝に列を成すが如く開花しています。小さなアジサイを並べたような花は、中心の両性花とそれを取り囲む5弁の装飾花により構成されます。装飾花の5枚の花弁のうち1枚は極端に小さいことから4枚に見えます。
 斜上する枝の上側に花を着けているため、気付かないうちに素通りしかねませんので、見逃さないよう是非足を止めて観察してください。  (園内位置:香りの小径)

クロフネツツジ(2016年4月12日) 

クロフネツツジ
 中国大陸と朝鮮半島に自生する落葉性のツツジ。園内に多いコバノミツバツツジと比べて花が大型で花色はピンク色。
 この上品な花色からアメリカやヨーロッパでは「ロイヤルアザレア(王室のツツジ)」と呼ばれています。
      (園内位置:ツツジ・シャクナゲ園)

菊桃(2016年4月5日) 

菊桃
 サクラが花盛りのなか、日本庭園では遅咲きのモモ品種‘菊桃’が咲き始めています。細い花弁を多数つけ、菊の花のように見えることからこの名があります。
 サクラに目を奪われて見損なわないよう、是非足を伸ばしてご覧ください。
        (園内位置:日本庭園)

白閃(はくせん)(2016年3月29日) 

白閃(はくせん)
 アルゼンチン原産の柱サボテン。
 細身の幹を林立させ、高さ1〜1.5mになります。細かい刺が全体を覆い、産毛をまとったように見えます。花は筒状で朱赤色、幹からキュウリが生えるように伸びています。
        (園内位置:サボテン温室)

スモモ‘ハリウッド’(2016年3月23日) 

スモモ ‘ハリウッド’
 芝生広場奥の花木植栽区では、ロウバイ→マンサク→サンシュユと咲き進み、ここのところの暖かさでスモモが一気に花開き、見頃を迎えています。
 こちらの品種‘ハリウッド’は、花粉量が多く花粉親としては優秀ですが、残念ながら食味が優れません。春の芽出しが深赤色であることから、別名「アカバスモモ」と言われています。
        (園内位置:芝生広場)

モモ‘関白’(2016年3月12日) 

モモ ‘関白’
 年末の極早生咲ウメ‘冬至’の開花から始まった日本庭園での花のリレーは、現在モモが引き継いでいます。正面〜カエデ園側の崖上にて、白花八重咲品種の‘関白’が咲き始めました。
 実を収穫する生食用品種とは異なり、花を観賞する「ハナモモ」に分類される一品種です。また、切花としてもよく栽培される品種です。
        (園内位置:日本庭園)

カワズザクラ(2016年2月29日) 

カワズザクラ
 現地の伊豆では終了しましたが、当園では、この冬新たに植栽されたカワズザクラがこれから見頃を迎えます。
 このサクラの原木は1955年頃、伊豆半島河津町の飯田さんの庭で見つけたもので。現地では伊豆の春を彩る花木として周知されてきました。
 カンヒザクラが片親であることは確実視されていますが、もう片方が不明となっており、伊豆を自生地とするオオシマザクラとも考えられています。花は淡紅紫色でやや濃色です。
   (園内位置:展示資料館横)

コショウノキ(2016年2月23日) 

コショウノキ
日本庭園の最奥、薄暗い中にひっそりと、しかし自己主張するがごとく鮮明な白い花を咲かせています。
 ジンチョウゲ科に属し、南関東より西に分布、山地の樹林下に生える樹高1メートル前後の常緑低木です。花はジンチョウゲほど強香ではありませんが、ほのかに香ります。雌雄異株で、早春から長期にわたり白い筒状花を枝先に群生させます。この株は1月中旬から咲き続けています。
 花後に楕円形球状の液果(果皮が肉質で水分含量の多い果実)を着け、赤く熟します。和名はこの果実がコショウのように辛いことから名付けられました。         (園内位置:日本庭園奥)

モモ‘雛遊び’(2016年2月17日) 

モモ‘雛遊び’
広島市で発見された早咲きのモモ園芸品種。今年は暖冬の影響で、昨年より3週間ほど早く花を咲かせました。    (園内位置:日本庭園)

エンジェルランプ(2016年1月20日) 

エンジェルランプ
ベンケイソウカ。冬の鉢花として様々な色・形の品種が出回るカランコエ。その中の一つユニフローラ系の園芸品種。ユニフローラはマダガスカル原産で崖や樹幹などに着生して生活しています。茎は細く、這う性質があり、赤〜濃紅色の愛らしい釣鐘様の花をぶら下げて咲かせます。その性質からつり鉢仕立てにしてよく楽しまれています。
 (園内位置:展示温室・サボテン温室)

ウメ ‘冬至’と‘八重寒紅’(2016年1月10日) 

ウメ ‘冬至’ と ‘八重寒紅’
バラ科。日本庭園では、例年は12月下旬から谷奥に向かって右手に植栽している‘冬至’(上写真)が咲き始め、後を追うように1月下旬ころから‘八重寒紅’(下写真)が咲き、開花期間が長い‘冬至’と共に冬枯れの日本庭園を紅白で華やかに演出します。しかし、今年は例年よりひと月〜ひと月半早く、紅白梅が競演しております。この冬の暖かさの影響で、‘八重寒紅’が早々に咲き始め、‘冬至’は既に満開、「春の香」を辺りに漂わせております。
         (園内位置:日本庭園)

アリストロキア トリカウダタ(2015年12月22日) 

アリストロキア トリカウダタ
ウマノスズクサ科。7月に御紹介した同じ仲間のアリストロキア ギガンテア はツルでしたが、こちらはメキシコ原産の直立する低木となります。アリストロキアの仲間はいずれも花弁を欠き、ガク片が発達した奇異な花を咲かせます。本種は短い花筒が3裂し、ねじれながら垂れ下がるのが特長です。
(園内位置:大温室(熱帯スイレン温室への入口付近鉢植え))

ヒゴツバキ‘万才楽’(2015年12月7日) 

 ヒゴツバキ‘万才楽(まんざいらく)’
ツバキ科。園芸文化が花開いた江戸時代、肥後藩(熊本県)の「花連」という愛好者によって作出されtヒゴツバキの一品種です。前回御紹介した「白侘助」とは打って変わって、絢爛豪華さが特長の品種群です。花は一重咲きで雄しべは広く開き、梅心のような型が最高のものとされ、室内の鉢作りでの観賞を想定して育成されてきました。ツバキ園においても他のヤブツバキやユキツバキと比べて、背を低く比べて、背を低く‘ずんぐり’低く背を、。背丈は一重の猪口(ちょこ)咲き(筒型)で微香があります。古くから茶席の花として人気があります。
       (園内位置:ツバキ園)

白侘助(2015年11月22日) 

白侘助(しろわびすけ)
ツバキ科。晩秋から咲く早咲きの椿(つばき)。小ぶりで繊細な樹姿に、極小輪の白花をつけます。
花は一重の猪口(ちょこ)咲き(筒型)で微香があります。古くから茶席の花として人気があります。
    (園内位置:ツバキ園(森のレストラン側)

イソギク(2015年11月11日) 

イソギク
キク科。磯にちなんで名づけられたように、関東・東海地方の海岸の崖に生える多年草。細長い地下茎を持っており、茎は細く曲がりながら30cm前後まで立ち上がります。葉は質がやや厚く、上面は緑色ですが下面や葉縁は銀白色で毛が密生しており、強風で日差しの過酷な海岸へ適応して生育しています。花冠は、花びらのある舌状花はなく、筒状花だけからなり、キクの中では地味な花と言えますが、群生する様は見事で、古くから栽培されてきました。
(園内位置:ロックガーデン(バラ園側入口近く)

ダイモンジソウ(2015年10月21日) 

ダイモンジソウ
ユキノシタ科。山地や高山の湿り気のある岩の上に生える多年生草本です。川岸を歩いていると、対岸の薄暗い岩肌に白く霞む様に群れ咲く姿はなんとも風情のあるものです。5枚の花弁のうち下側の2枚が細長く垂れ下がる花姿が『大』の字に似ていることから名づけられました。花期は夏〜秋と言われますが、当園では例年10月中〜下旬に開花します。
    (園内位置:ロックガーデン内滝近く)

キイジョウロウホトトギス(2015年10月17日) 

キイジョウロウホトトギス
ユリ科。山中の湿り気のある崖から下垂して生えるジョウロウホトトギスに似ており、変種又は亜種とする説もありますが、茎に毛がほとんどないこと、葉の基部の両側に耳片があることから、別種とされています。「キイ」の名は、紀伊半島の南部に特産することによります。8〜10月に、茎頂に1〜2個、上部の葉腋に1個着きます。薄暗い中、うつむくように咲く鮮明な黄色花は、日本人の侘び寂びに通じる、奥ゆかしさを感じさせる植物として親しまれています。
      (園内位置:ロックガーデン内滝近く)

ミヤギノハギ(2015年9月12日) 

ミヤギノハギ
マメ科。庭園や公園に最も植えられるハギで、本州の中部以北の日本海側に自生するケハギから作られた、と言われている園芸種です。毎年地際から勢いのいい枝を1.5〜2m近く伸ばし、枝垂れます。花は紅紫色で1.5cm前後ですが、15cm程の花序(花の集まった枝)を枝先につけます。
ハギは『秋の七草』に詠まれるほど、日本人の生活に馴染み深い植物で、詩歌や絵画、工芸品に登場するほか、家畜の飼料や細枝から籠や細工物が作られたり、生育の早さから斜面の緑化工に利用されます。また、葉を茶に、根をめまいやのぼせの薬としても活用してきました。
一年で最も見ごろを迎えたハギ園で、涼しい秋の風に揺れるハギを、御堪能ください。
        (園内位置:ハギ園)

ハス(2015年8月18日) 

花ハス(写真の品種は‘漢')
スイレン科。インド、中国、日本など熱帯・温帯アジアとオーストリアに分布。
水底の地中に形成される地下茎は節を作りながら横走し、レンコンを形成します。本品種は花ハスと呼ばれ主に花を観賞する品種です。
一花の寿命は4日程度で、午前中を中心に開花していた花弁が緩んできたら、間もなく散り時を迎えます。
その後、花床に蜂の巣状に種をつけ、種子の成熟に合わせて次第に傾き、種を水中へ落とします。
      (園内位置:花の進化園)

アリストロキア ギガンテア(2015年7月16日) 

アリストロキア ギガンテア
パナマ原産のウマノスズクサ科。
珍奇な花形をしているため、
観賞用として栽培されています。
花の裏側には卵型で
薄緑色の袋のようなものが
付いています。
(園内位置:大温室)

ダシリリオン(2015年6月23日) 

ダシリリオン
珍しいダシリリオンが
5年ぶりに開花。
高さ5mの花茎の中ほどから
上部の節に花がつき、
たくさんのトウモロコシが
ついているように見えます。
(園内位置:サボテン温室)

ハナショウブ‘連城の壁’(2015年6月8日) 

ハナショウブ‘連城の壁’
淡い藤紫に白筋底白の六英中輪。
草丈は低い。
開花後、花弁の緑に
細かいうねりを生じることがあり、
漣と称して鑑賞したという。
(園内位置:ハナショウブ園)

アジサイ ‘荒谷の子守唄’(仮称)(2015年6月6日) 

アジサイ‘荒谷の子守唄’(仮称)
日本庭園奥のヤマアジサイ。
広島市の荒谷山で発見され、
ギザギザの花弁が特徴。
(園内位置:日本庭園奥)

アジサイ‘黒姫’(2017年6月1日) 

アジサイ‘黒姫’
日本庭園奥のヤマアジサイです。
この他にも日本庭園では、
様々なアジサイやハナショウブが
咲き始めています。
(園内位置:日本庭園奥)

バラ ‘ラベンダー・ラッシー’(2015年5月21日) 

バラ ‘ラベンダー・ラッシー’
1960年。
ムスク系の強い香りがする花が
房咲きになるつるバラ。
返り咲き性もある。
(園内位置:バラ園)

バラ ‘パパ メイアン(2015年5月12日) 

 
バラ ‘パパ メイアン’
 1963年。
世界バラ会連合1988年に
「殿堂入り」に選出した名花。
強いダマスク香。
(園内位置:バラ園))

エビネ(2015年4月22日) 

エビネ
大温室で開花中です。
南アフリカ原産のヒガンバナ科の植物です。
名前に「ラン」が入っていますが、。
ラン科の植物ではありません。

ヒスイカズラ(2015年4月5日) 

ヒスイカズラ
花の色は緑がかった青色で、
まさに宝石の翡翠のような色です。
3月から5月頃まで
見ることができますが、
最盛期は4月頃です。
(園内位置:大温室)

ソメイヨシノ(2015年4月2日) 

ソメイヨシノ
はじめは「吉野桜」と
呼ばれており、
エドヒガンとオオシマザクラの
種間雑種と考えられている。
(園内位置:芝生広場)

カンクラ(20151年3月26日) 

カンヒザクラ
中国南部から台湾にかけて
自生するサクラの一種で、
沖縄では植栽されているほか、
自生状態のものも見られます。
下向きに咲くのが特徴です。
(園内位置:芝生広場))

ミツマタ(2015年3月16日) 

ミツマタ
ミツマタはジンチョウゲ科
ミツマタ属の落葉低木。
枝先が必ず三つに
分岐する習性があり、
その名が付きました。
(園内位置:日本庭園)

八重寒紅(2015年3月12日) 

ウメ ‘八重寒紅’
桃色中輪の八重咲きで
2月中旬頃から
咲き始める早咲きの梅。
梅は日本庭園と
ウメ園で開花中です。
(園内位置:日本庭園)

冬至梅(2015年3月2日) 

冬至梅
日本庭園で最初に咲く
早咲きの品種です。
白色一重の花びらが
寒さから身を守るように
肩を寄せ合って咲き、
風の穏やかな日には
ほのかに甘い香りが漂います。
(園内位置:日本庭園)

セツブンソウ(2015年2月23日) 

セツブンソウ
キンポウゲ科の多年草で
準絶滅危惧(NT)
(環境省レッドリスト)に
指定されています。
当園は広島市内でこの花を
見ることができる数少ない場所です。
(園内位置:ロックガーデン)

ウメ ‘紅冬至’(2015年2月15日) 

ウメ ‘紅冬至’
1月上旬頃から
咲き始める早咲きの品種。
ウメは中国原産
バラ科の落葉低木で
奈良時代頃に
日本へ伝わったとされている。
(園内位置:ウメ園)

ソシンロウバイ(2015年1月27日) 

ソシンロウバイ
ロウバイ科の落葉樹で、
花はロウ細工のような光沢と
透明感があります。
花が終わると、
みのむしのように見える
果実がつきます。
(園内位置:芝生広場)

ピンクボール(2015年1月8日) 

ピンクボール
熱帯原産の寒さに弱い常緑花木で、
日本の標準的な気候では
温室のある施設でしか
見ることができません。
ピンク色の花が咲き、
ブーケやくす玉を思わせる大きな
花の塊がいくつもぶら下がります。
また、花に甘い香りがあります。
(園内位置:大温室)

白侘助(2014年12月20日) 

白侘助
白侘助はツバキ科。
開花時期は12月〜2月頃で
早咲きの品種です。
花径は小輪で一重咲きの
白い花弁が可憐に咲きます。
ツバキ園では他にも
サザンカ等が咲いています。
(園内位置:ツバキ園)

フラグミペディウム コバチー(2014年12月4日) 

フラグミペディウム コバチー
21世紀になって
発見された珍しいラン。
大変栽培が難しいランと
されていましたが
この度、開花しました。
(園内位置:フクシア温室)
詳細はこちら

ポインセチア(2014年12月1日) 

ポインセチア
日が短くなると
茎の頂部に小花をつけ、
そのまわりの苞葉が
赤などに着色します。
北半球では開花期が
一致することもあって、
クリスマスに飾られるように
なりました。
(園内位置:展示温室)

サクラ ‘子福桜’(2014年11月2日) 

サクラ ‘子福桜’
花は八重咲きの白色、淡紅色。
春と、秋から冬にかけて2回咲き、
1つの花に複数の雌しべをつける。
(園内位置:芝生広場)

コスモス ‘センセーション’(2014年10月23日) 


コスモス ‘センセーション’
コスモスはキク科コスモス属の
植物の総称。
紅色、白色、桃色の花を咲かせます。
レストラン前の迷路(約2400本)
植栽しているコスモスを
楽しむことができます。
(園内位置:花の迷路)

ダリア ‘牧歌’(2014年9月29日) 

ダリア ‘牧歌’
ダリアはキク科ダリア属の
植物の総称。
地下に球根ができるのが特徴です。
夏から秋にかけて花が咲き
時間の経過と共に
花姿や花色が変化します。
(園内位置:森のレストラン付近)

オオオニバス(2014年9月16日) 

オオオニバス
南アメリカ原産の一年草。
毎年種子から育てており、
夏から秋には直径1mを超える
巨大な葉を浮かべます。
花は夕方頃から開花し、
翌朝になると一度閉じます。
2日目の夕方は
ピンク色に変わります。
夜間開園にぜひお越しください。
(園内位置:熱帯スイレン温室)

ヘリコニア・ロストラータ(2014年8月21日) 

ヘリコニア・ロストラータ
鮮やかな苞に包まれて咲く
バショウ科ヘリコニア属の
常緑多年草。
草丈が3mくらいになり
花は上から垂れ下がるように咲く。
(園内位置:大温室)

オオオニバス(2014年8月21日) 

オオオニバス
(園内位置:熱帯スイレン温室)

レンゲショウマ(2014年8月13日) 

レンゲショウマ
(園内位置:ロックガーデン)

キバナコスモス(2014年7月19日) 

キバナコスモス
(園内位置:花の迷路)

カカオ(2014年7月2日) 

カカオ
(園内位置:大温室)

ヤマアジサイ ‘クレナイ’(2014年6月16日) 

ヤマアジサイ ‘クレナイ’
(園内位置:日本庭園)

ハナショウブ ‘七宝’(2014年6月9日) 

ハナショウブ ‘七宝’
(園内位置:日本庭園)

アジサイ ‘美方八重’(2014年6月3日) 

ヤマアジサイ ‘美方八重’
(園内位置:日本庭園)

バラ ‘クリムゾン・グローリー(2014年5月27日) 

バラ ‘クリムゾン・グローリー’
(園内位置:バラ園)

バラ ‘ブレーリー No.1’(2014年5月21日) 

バラ ‘ブレーリーNo.1’
(園内位置:ログガーデン)

バラ ‘雲取’(2014年5月17日) 

バラ ‘雲取’
(園内位置:ログガーデン)

エビネ(2014年5月1日) 

エビネ
(園内位置:日本庭園)

サクラ ‘兼六園菊桜’(2014年4月23日) 

サクラ ‘兼六園菊桜’
(園内位置:芝生広場)

ユサクラ ‘普賢象’(2014年4月18日) 

サクラ ‘普賢象’
(園内位置:芝生広場)

サクラ ‘関山’(2014年4月14日) 

サクラ ‘関山’
(園内位置:芝生広場)

サクラ ‘ヒロシマエバヤマザクラ’(2014年4月7日) 

サクラ ‘ヒロシマエバヤマザクラ’
(園内位置:芝生広場)

ユキワリイチゲ(2014年3月12日) 

ユキワリイチゲ
早春、他の植物が
まだ眠っているころ、
葉を広げて花を咲かせます。
その分他の植物が
活発に活動する夏の間は、
姿を消してしまいます。
花は、ほとんどが閉じて、
うつむいている事が多く、
気温や日照などの条件が
気に入った時だけ開くようです。
(園内位置:ロックガーデン)

紅冬至(2014年2月17日) 

ウメ ‘紅冬至’
ウメ園で最初に咲く
早咲きの品種です。
淡い桃色をした一重咲きの
中輪が特徴です。
ウメ園全体の見ごろ予想日は
3月上中旬です。
(園内位置:ウメ園)

シナマンサク(2014年2月4日) 

シナマンサク
マンサク科の落葉小高木。
花の香りは甘く
リボン状花弁が伸びる。
花が咲く時期にも枯葉が
残っていることが多い。
(園内位置:芝生広場)

ピンクボール(2014年1月14日) 

ピンクボール
ピンク色のくす玉状の
大きな花房を付け
強い香りがします。
豪華で見栄えが良い事から
観賞用として利用されます。
(園内位置:大温室)

アロエ ‘茶番千人’(2013年12月23日) 

アロエ ‘茶番仙人’
アロエは多肉質の葉を持つ
多年草です。
多肉植物として独特な姿や
花・葉の模様を
楽しむことができます。
(園内位置:サボテン温室)

ポインセチア(2013年12月2日) 

ポインセチア
ポンセチアは寒さに弱い、
短日植物です。
紅色に加えて、淡い黄緑、斑入り
などのバリエーションが楽しめます。
12月25日までの日程で
クリスマスを飾るフラワー展を
開催しています。
(園内位置:展示温室)

カイノキ(2013年11月18日) 

カイノキ
ウルシ科カイノキ属の落葉高木。
直角に枝分かれすることや、
小葉がきれいに揃っていることから、
楷書にちなんで名付けられた。
紅葉がとても美しい木です。
(園内位置:カスケード)

カンラン(2013年11月10日) 

カンラン
ラン科シンビジウム属の多年草です。
花だけでなく、新芽の色、
鉢とのバランス、香りを楽しめて全体の
草姿の美しさを観賞します。
11月18日までの日程で
寒蘭展を開催しています。
(園内位置):展示温室

プルメリア(2013年9月24日) 

プルメリア
乾燥に強く、熱帯地域で
広く植えられています。
花には芳香があり、
ハワイではレイにも使われます
サボテン温室で開花中です

バラ ‘アプローズ’(2013年10月11日) 

バラ ‘アプローズ’
青いバラ300本を使った
ハートのタペストリーを展示中です
記念撮影にぜひおこし下さい
10月14日(月・祝)までです

トゲオニソテツ(2013年9月1日) 

トゲオニソテツ
葉には鋭いトゲがあり、
花は大きな松ぼっくりのようです
また生きた化石とも称されます
サボテン温室で開花中です

サガリバナ(2013年8月15日) 

サガリバナ
日本では奄美諸島が北限で。
夕方から夜に花を咲かせます
当園では夜間開園時に大温室で
ご覧いただけます

タイタンビカス(2013年7月18日) 

タイタンビスカス
森のレストラン前で開花中です
一日花で毎日新しい花が咲き続けます
人の手よりも大きな花を咲かせます
手と比較している画像は花ごよみを
ご覧ください

カルドン(2013年7月6日) 

カルドン(キク科)
ログガーデンで開花中です。
アーティーチョークの近縁種であるカルドンは、
茎や根を食べることができます。
カルドンの茎には小さなとげがあるため
取り扱いには注意が必要です。

ハンゲショウ(2013年6月22日) 

ハンゲショウ
花の進化園で開花中です。この時期に花のすぐ下の葉が白くなります。ハンゲショウの名は、半夏生という季節の移り変わりを表す特別な日のころに白くなるという説と葉が半分白くなる半化粧からという説があります。

ハナショウブ “春の海”(2013年6月3日) 

ハナショウブ “春の海”
 日本庭園で花菖蒲が咲き始めました
写真は江戸系の花菖蒲です
6月8日には実演会もございます
ぜひお越しください

ハンカチノキ(2013年4月24日) 

 
ハンカチノキ
 ハンカチノキが見頃になっています。
当園では多くの花を見ることができますが日本国内ではまだ大きい木が少なく珍しいのでぜひ一度ご覧ください
ベゴニア温室前で開花中です。

ヒスイカズラシダレウメ(2013年3月26日) 

ヒスイカズラ
大温室のヒスイカズラです。
珍しい翡翠色の花が特徴的です。
4月頃が見頃ですので
ぜひ大温室に足を運んでください。
詳細はこちら