ロックガーデンの様子と開花状況(1月)
寒さがそれほどひどくない年は、エリカの仲間や、原種のスイセンが花を咲かせる。植物の冬越しの様子もおもしろい。 
スイセン カンタブリクス(ヒガンバナ科)。原産地は、地中海沿岸地方で、冬に咲く。
コモチレンゲ(ベンケイソウ科)は北海道原産の多肉植物。冬芽は丸っこい青白いロゼット。
ハマトラノオ(ゴマノハグサ科)。九州南部から沖縄にかけての海岸に生えるゴマノハグサ科の多年草。夏の葉は毛がなく大きいのに、冬の葉は小さく丸まって、毛が生える。
セダム ヒブリダム(ベンケイソウ科)。ウラル山脈からアジア北部にかけて分布する多肉植物。冬越しをする葉は赤く紅葉し、暖かくなると緑に戻る。
カルナ ウルガリス(ツツジ科)。ヨーロッパのヒースランドと呼ばれる荒野に生える常緑の低木で、葉は鱗片状。セダム ヒブリダム同様、冬に紅葉し、春に緑に戻るものがある。